このブログでもダウ理論の環境認識やフィボナッチの基本的な使い方を紹介していますが、実践で使いこなせていない方がたくさんいらっしゃるようです。私もFXを初めて1年くらいは、基礎から実践への上手なつなげ方がいまいち理解できていませんでした。
そこで今回は、基本的な知識でどのように動いている相場を読み解き、シナリオを描きトレードをしていくのかを詳しく解説していきます。
今回の実践トレードの流れとしては、
ダウ理論を使って環境認識トレンド転換を見極める⇒フィボナッチを使ってターゲットを確認する⇒執行時間足でタイミングを計りトレードをする。
動画ではドル円1時間足を表示
2回トレードして+8万7300円の利益
実践トレード解説
取引前の環境認識で大体のシナリオを描きます。
環境認識をする方法として今回はシンプルにダウ理論を使って判定をしていきます。それでは下の1時間足チャートを見ていきましょう。
トレード後にキャプチャーした画像なので少しわかりにくいかもしれませんが、緑色で囲っている部分が上の動画で取引をした場所です。
まずはダウ理論で相場がどういった状態(上昇ダウ、下降ダウ、レンジ、トレンド転換)なのかを調べます。
上のチャートをわかりやすく図にしてみました。
上昇ダウの条件は、高値と安値の切り上げです。
上図を確認すると、S1をブレイクしてきた段階で上昇ダウの条件が崩れ、S2をブレイクしてきた段階で下降ダウに移行したことが判定できます。
次に考えておきたいことは、S2をブレイクした後に相場はどこへ向かうのか?
ターゲットが気になります。
そこで必要になるのがフィボナッチです。
相場は勢いよく上昇後にフィボナッチの76.4%をブレイクしてS2ラインをブレイクした段階では、フィボナッチ61.8%を目指していると考えられます。
あとは執行時間足の5分足や15分足でタイミングを計り、エントリー決済をしていきます。
まとめ
この記事では、ダウ理論で環境認識、そしてフィボナッチを使いターゲットを確認してシナリオを描く方法をご紹介しました。
めっちゃシンプルすぎ!!と感じる方もいれば、こんな単純な方法で勝てるの?と感じる方など見る人によって感じ方は様々だと思います。
私の経験から言えることは、これだけシンプルで基本に忠実なトレード手法でも勝つことはできます。
FXで勝てずに悩んでいる方の中には、基本をおろそかにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事を読んで、少しでも基本の大切さに気付いてもらえれば幸いです。
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